金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

東西祈願スタイル?

大阪人の御祈願はドンと大きな祈祷頼んでみて叶わなきゃ辞める。そこはハッキリしている。
東京は小出しに頼んでいいようなら徐々に大きい祈願にする。
叶わなくても付き合い程度で継続してやる。
昔、そんな違いがあると師匠から聞いたことがあります。
どっちがいい悪いはないし、もちろん個人レベルでいえば大阪、東京に関係なくそういう人はいるでしょうけど。
御祈祷としてやりやすいのは前者だと言っていましたね。
「わしが個人で祈祷同情するんやったら東京より大阪やな。」といっていました。
腕に自信がある師匠としては「思う存分やれるので」ですかね。
確かにそういうやり方の方が祈願する人にも最終的に無駄がないと言っては変ですがそうかも。
まあ、拝む方としては責任大きなくりそうなのでちょっと怖いですけどね。
だから叶いそうにない祈願ならそうハッキリ言うのがいいんだろうけど、ご利益くださるのはあくまで本尊様ですしね。
到底、ありえない非常識な祈願なら断るけど、そうではなく難しいというのもある。
拝んでくれというのを駄目というのも僭越なことだし、そこが難しいと思う。