金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

お薬が進まずに済む。

密教祈祷の考え方には前にも言いましたように順世の法といって、世の中の普通の形を通じてあらわれるご利益がほとんどです。今回もお薬がよくきいているというような形かも知れませんが、以下のようなお話が来ました。


「羽田先生ご無沙汰しております、○○です。
おかげ様で娘は全く発作を起こさず今日に至っております。
現在服用している薬では、発作を完全には抑えきれないので、他所の大きな専門医のいる病院を受診するよう促されていたのですが、現在このように抑えられているものですから、他所への受診は様子見というか棚上げの状態となっております。
狐につままれたような不思議な気分です。
ストレートに病気を治癒したりするのもあるのでしょうが、お加持していただいたご利益には、名医や良薬とのご縁をいただけたり、服用薬との相性を高めていただけるというようなこともあるのだな
と思いました。人によりご利益の出方もさまざまなのだろうと思いました。ありがとうございました。これからもよろしくご指導ください。」

本来はもっと強いお薬になるはずらしいのですが、薬には必ず多かれ少なかれ副作用があります。
激しいお薬をつかわないに越したことはありません。
このままよくなってくださるように。
南無。