金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

順世の利益


五十代後半、脳内出血で倒れて退社され、そののち、聖天尊に信仰、祈願をせられ無事に再就職した講員様のお話です。
最近どうしていらっしゃるかと心配でお尋ねしたらメールとお電話いただきました。

読めば普通のことながらこう言うことが「順世の利益」と言って最も有難いことなのです。
何かキテレツなことや不思議が起きるばかりが信仰ではないですから、むしろこのような順世の利益こそ求めるべきでしょう。


「すみません ご報告がおそくなりまして
職場のほうですが、いまのところ、9月まで正社員の契約をもらっています まあつかえるやつだみたいな評価になっていると思いますこのままいけば、9月以降の契約更新もかたいし、昇給もあるんでないのと自分では思っています 聖天さまには、善なるこころで、善き仕事をばりばりできますように、その結果お給料もばりばりあがっていきますようにと御祈願しています
 今考えているのは、つねに善なるこころでこころをみたしたいということです
なにが善なのかはっきりわからないのですが、四無量心とか大善地法の十法のこころなんだろうとおもっています わからなくなったときは 「観音さまは知っています」とお伺いしてみます

とにかく善なるこころですすんでいけば、怖いものはないのではないかとおもっています
明日も出てほしいといわれ、出勤する予定です
ひとつの境目は、確定申告でした 自分でも水を得た魚のように仕事をしていまして、結構評価が高かったようです
あと、 freeeという会計ソフトを使えるようになったのも大きいです
○○先生が抱えて難渋していた仕事をそのソフトでこなして、いや、よくやってくれたありがとうと夕食の接待をしていただきました
明日もその仕事の最終章で出勤します
なにか、いまは自分の居場所を得たというか、前途に光明を得たというかんじがしています このまま病気の再発に用心して、金剛サッタのように、菩提心を胸中に安じて象のように進んでいきたいです
あと、毎日歓喜のこころで仕事をしようと思っています。」


何よりのこととお喜び申し上げます。