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イギリスでクソガキが白鳥の巣に石やレンガを放り込んで卵を割って遊び、ハクチョウは悲しみのあまり死んでしまったことが分かった。
昔の仏教説話は生き物にも人間に近い感情を示す話が多いが、これらはただのお話ではなく、当時の人の共感力のすごさにほかならない。
つい最近まで動物学者の間では動物が嘆いて死んでしまうなどということは知られていなかった。
「真言礦石集」などの江戸時代の仏教説話や霊験記には犬や猫が恩を報じる話ばかりか、ガマガエルや鳥などの心の機微や情なども描かれている。
それは多分に感情移入して動物を見ているからだと笑って一蹴されてきたが、実は決してそうとはいいきれないということである。
机上の動物学者などより、身近に鳥獣を知る江戸時代の人の方がわかっていたと思う。
それにしてもとんでもないクソガキだ。巣を荒らさせた犬の飼い主もよくない。
相応のカルマを受けて苦しめばいい。
そうなってもどんな酷いことになろうが人間の子供だからと言って別に可哀そうだなどという気持ちはあいにくだが私にはマッタクない。ペナルティは当然だ。宇宙はそうできている。
私は動物よりも人間に厳しい目でこういう事件を見ています。
人間は万物の霊長、仏教でいう六道でも人間は諸々の禽獣の上に位置する境涯です。
だとすれば彼ら以上にその責任は重いはずだからだ。
より高い境涯の生き物として。
だからこの子供たちが顔や名前がさらされて批難の的になったにせよ、当然とは思ってもそれを気の毒とか酷いという気持ちはないですね。