テレビで全米の猫のコンクールを見たことがあります。
いろいろな猫が出てきて面白い。
みんな自慢の猫を持ち寄って…勝てば鼻高々で、負けると本当に悔しそう。
半泣きで帰る人も。
「ウ~ン・・・うちの猫が負けるわけない‼」
なかなか面白い。全米ですから勝った猫ちゃんはたぶんスンゴイ猫ということになるんでしょうね。
でも勝っても負けても多分猫にゃ関係ありません。こんな慣れない会場でゲージに入れられじろじろ見まわされるより「さっさとおうちに帰りたいニャア。」と思ってるかも。
こういう付加価値にネコは無頓着ですが、人間はそれだけで生きている人がいますね。
付加価値の方を本当の値打ちだと勘違いしてる。
猫のコンクールだって違う人が見れば優勝した猫ちゃんより落ちてしまたったほかの猫ちゃんのほうに魅力感じた人も多いはず。
・・・どんな猫でも猫は猫。
同じようにどんな人でも人は人でしょう。
それなのに人間には付加価値を失ったからといって自殺する人もいる。
でもコンクールに落ちて自殺する猫はもちろんガッカリする猫もいません。
そんな人見て猫は思うかも。
「わかんないニャア?寝るとこあって、家の人がかわいがってくれて美味しくキャットフード食べれればそれで幸せだと思うんだけど・・・」