多少専門的な話になるけど念誦の仕方。
密教修行したら真言の梵字が羅列して本尊と行き来する方法を習いますが。これがうまくいかないと言う人は多い。正念誦1000遍も続かないという。
当たり前です。真言追ってぐるぐるしてたらすぐにほかの映像はなくなる。
心の働きは刹那滅、刹那に起こり消えていく。
そういう仕組みですもの。
こういうのは漫画と同じ。
こういう場面が繰り返されているんだな…と思うだけでおいといていいんです。
なぶりがきの下手な絵でお見苦しく恐縮ですが・・・これでほっといて別な場面展開になってもこれはこれで脳に保全されますよね。
この後、場面のお堂の遠景になっても馬鹿で猫行者が字輪観しているイメージは残るわけです。
これでもかと繰り返す必要はない。
むしろ私が念誦している裏ではこういうことが起きてるんだね…という認識でいいと思いますね。私的にはそう思ってしております。