「殺してやる」などと言って家庭内で暴力ふるう44歳の男を殺害した老父に懲役6年。
これはどうかと思う。76歳だそうだから82歳まで収監される。
正当防衛で無罪とまでは言わなくても執行猶予を付けるべき例外事案だろう。
懲役6年は差し迫った身の危険がないのに殺害したのが主な理由ということだが、70代の爺さんが40代の男に殺される寸前になって勝てるわけがない。
殺すなら計画的に殺す以外あるまい。
自分がその立場ならどうするのだろう。
現実に警察にいってもこういうのはやってきて注意程度だ。
家庭内暴力の相談も長く受けたケースもありよく知っている。
土砂降りの中に老爺をひきづり出して土下座をさせ続けたりもした。
この事件の場合は上司を刺そうと包丁を用意してカバンに入れている長男を殺したという。
自分でなくても我が子の凶行から第三者を守ろうとしたやむを得ない心情は良くわかる。
この東京高裁の裁判官はあまりにも杓子定規でバカな裁判官だと思う。