供養や修行によって、どう心が変化していったか。心が安らかになったり、今までとは違った気づきがあったり、あるいは仏道修行を志そうという気持ちが強くなったり。
弘法大師は若い時に虚空蔵求聞持法という修行されました。不思議な体験をした結果、世間的な利益に対する関心がなくなり、この世の無常というものを実感し、さらに仏道修行を深めようと心が変わっていったこと記しています。
神秘体験よりも、その体験をすることによってどう心が変化したのかが重要です。
ですから特にそういう体験をしなくても、前述のような変化、心に安らぎが起こればそれで良いのです。
この方のように、ご縁を頂いて生かされているという気持ちが湧き上がるのは、信仰の上でとても大切です。
【ここから頂いたメール】
善龍庵
大森義成先生
こんにちは。
いつもご教導賜り、ありがとうございます。
また14座のお施餓鬼供養では大変お世話になりました。
そして祖母の三回忌に当たる命日にお施餓鬼供養が出来ましたことは、 仏様、大森先生、御先祖様から賜りましたご縁と感謝しております。
この度のお施餓鬼では、この“ご縁を頂戴して修行させていただいているんだ!”という思いが毎日のように湧いてまいりました。
色々なご縁を頂いて、生かされている身なのだなぁと思うと、“生きとし生けるものが平和で豊かで安らかでありますように”と心から念ぜずにはおれませんでした。
今回も多々気づきと御利益を頂戴しましたこと、誠にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
まずはお礼まで。
お知らせ
春季彼岸会と3月7日からの施餓鬼供養の申し込み締め切りは、明日3月3日水曜日までです。
よろしくお願いします。
浅草寺 三尊名号供養塔(側面)