姉弟子の旦那さんがしている会社がどうにもまわらなくなったことがあったらしい。
昨日、今日ではない父祖の代からの聖天信者だ。
そんな時、師匠がした選択は・・・
「聖天さんが動かない。こんな時はもう守護神しかないんだわ。」といわれた。
ふだんは守護神がどうのとか言うことは嫌う師匠でした。
「守護神はあくまで表に出ないのが本当だ。本尊より前にシャリシャリ出るのは雑霊だ。」と言われていた師匠。
だから「守護神=自分の本尊」という決めつけは間違いだと教えられた。
まあ、指導霊と言った方がいいのかも。
現に私の場合は弁才天が守護神だと言われましていましたがずっと十一面観音で祈ってきた。
天部も 弁天行者でなく聖天様の行者だ。
でも弁天様はいっしょに行してくれるらしい。
修行院で霊能のある人がいて「羽田君は誰呼んでるの?護摩の時、いつも平安時代みたいな衣装の女性が来てあんたと一緒に護摩焚いててる。」といわれました。
私には見えないのでわからないけど。
それが弁天様と言っている存在かも。平安時代みたいな衣装とは羯磨衣のことかな。
こういうのは弁天様そのものと言うよりその分身のようなものなのだと思う。
応身的存在と言ってもいいかな。
それはそれとして、姉弟子の守護神は馬頭観音だと分っていたので、それでそっちでなんとかしてもらったようだ。
どういう祈祷をしたのかは知らない。馬頭観音供か理趣分をしたのか、五体加持で馬頭観音をお呼びして直接に呼び掛けたのか・・・
でも直に順調に戻ったという。
誰でも守護神がいるわけじゃないでしょうけど、こんな時には守護神が助けてくれるようです。