仏様へお供えするお花は、拝む人の方向にむいてます。深い意義があります。
ここから頂いだメール
大森先生
こんばんは。
施餓鬼供養、春季彼岸会ありがとうございます。
初日の出来事です。
彼岸会供養法を終えて、日課の般若心経と真言の読経をしようとしたら
羽虫が一匹、部屋に入ってきて
「ご先祖様かも」と思い、つづけて
「ご先祖様は今頃なにをしているのだろう」と思いました。
そして、読経しはじめたのですが、
不思議と急に、涙が出てきて泣いてしまいました。
泣きながら、なんで泣くんだろうと思い、
泣きながら、読経しました。
わたしが泣いたのか、ご先祖様が泣いたのか、しばらく考えてしまいました。
わたしは両親へのわだかまり、反発心もあって
青年期からお墓参り、親戚の集まりから離れていました。
うしろめたさは感じながらも、
両親となるべく行動を共にしたくなかったからです。
そして、今度は翌々日あたりから
ご先祖様に対する怒りがわいてきました。
なぜ、あのような両親を生み育てたのか、
なぜ、負の連鎖を断ち切れなかったのかなど。
しかし、たまたまですが彼岸期間中、
戦国時代の庶民の暮らしに関する本を読む機会があったのですが
本の感想ですが、
「これでは負の連鎖が起きても仕方がないな」
「十一面様が流行るのも、わかるな」
「思うように生活できないなか、
必死に命をつないできたんだな。生きてきたんだな」
との思いに至りました。
また、3月中は、
花木の卸売会社の物流倉庫でアルバイトをしていました。
たくさんの彼岸用のお花の仕分け、出荷の作業に従事しました。
アルバイトのおかげで、
たくさんの方が先祖供養していることが体感できました。
それと、お彼岸が終わってからお墓参りに行ったのですが、
そのアルバイトの経験もあってか、自然とお花に目がいきました。
わたし以外、誰もいない霊園の
たくさんの墓石に、たくさんのお花が供えてあり、
それらがとてもきれいに見えました。
お墓参りの移動の車中、ふと思いました。
「俺って(先祖供養してこなくて)バカだったなぁ」と。
こうして振り返ると今回のお彼岸は、
大森先生の仰ったとおり、先祖供養をとおした仏道修行週間になりました。
いろいろな「学び」「気づき」を、いただけました。
施餓鬼供養、春季彼岸会ありがとうございました。
お礼申し上げます。
お知らせ
4月19日からの愛染明王敬愛修行会のお申し込みは4月14日までです。締め切り厳守です。
お申し込みの方には修行法を送っております。
届いた時点から修行を始めて頂いても構いません。
申し込みには条件がありますので下記リンクをご参照ください。今回は少し条件を厳しくしてあります。
愛染明王敬愛修行会のお知らせ - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵