「狐がついているんです!」と言う人は多い。
自分でそういう人はすべて門前払い。
まともな検証能力に欠けている人と対峙しても何も変わらないからだ。
お加持などするのもアホらしい。
ためしに聴いてみても、「なんで狐が付いたのだと思うのか?」は案の定答えはない。
ただ、「霊能者にそういわれた」とか。「わかるんです!」とか言うだけ。
大体狐でもなんでも実際に憑くには理由がある。呼び水は本人にある。
そんな一方的に自由に憑依できるなら日本中狐憑きだらけになるはずだ。(笑)
原因は本人にある。
で、こっちは何とか断ろうとするが何とか観てほしいと食いつく。
実は頼まれなくても観てますよ。
ほんとはね。・・・ただ断ってるわけじゃない。
でもなにもいないよ。
だいたいこういう電話してる隣では霊狐さんたちが見に来て鼻で笑っている。
「また我等のせいにしているのだな。多いなあ。・・・いまさら驚きもせんが…」と言われる。
「いまさらなにもいうことなどない。そうやって自分の気にいらぬありさまを他者のせいにして自分をごまかしたいのだろうが。・・・お前が相手にしたところでそこに気づかねば何も変わらない。」という。
それは私も痛いほどわかっている。どうせ本当のこと言っても気づかない。
納得しない。
でも一応、電話で霊狐さんのことは一切言わないがそういう話をこちらはしているのだが一向わからない。
「狐だ」だの「蛇だ」あるいは「生霊」「死霊」「呪詛だ」と騒ぐのみ。
だから終いにかなり手酷いことを言って突き放すほかない。
・・・やれやれほとほと困ったものだ。