世の中には統べて世のため人さまのためで自分のことなんか・・・とか。
二言目には有難い!有り難い!と言う人いうことを言う人もいる。
本当にそう思うなら結構毛だらけだ。
まあ、俗人でもスダッタやダールマキルティのような大長者になれば余裕でそう言えるんでしょうけど・・・。
馬鹿でヒネクレモノの私はそういう人はまず信じません。
大ウソつきだなあと思うくらいです。
化けの皮はいでやろうかな。とも思う。
私自身、いまでも自分はどうでもよくてすべて人のためとかそんなこと思わないし。
特に若い人はもっと貪欲でいい。
そんなことがまだわかるわけない。
天台では仏にすら悪ありと言う。( 行いの悪はなくても悪を理解する心がある )
仏教では悪を三毒と言う。
毒が少し見えるくらいでちょうどいい。
病気も患部が見えないなら治しようがないものね。
だから毒のない人はいない。
毒は毒として毒と書いた瓶に入れておくこと。
食べ物に混ぜて美味しいですよ・・・みたいのは危険です。
仏法は懺悔から。
そして、毒を吐露することから懺悔は始まります。
毒を抱えて善人のふりしても無駄だ。