金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

地蔵菩薩本願経の読誦

「平素より大変お世話になっております。
 
先生がブログでご紹介されていました地蔵菩薩本願経の修行法21日間を満行致しました。
 
その日の夜、面白い夢を見ました。
どこかのスポーツスタジアムの真ん中に、四方を遥か天から垂らされた巨大な金蘭の布で囲まれた壇があり、そこにお地蔵様と僧侶の装束をした私がいるという夢でした。
 
翌日は隣の部屋にいる子供の寝相が分かったり、映画で次に流れる民謡の曲が分かるなど、多少洞察力が強まっておりました。
肝心の仏縁が強まったかは、きっと不思議を通じて仏縁が強まったとお知らせ頂いたのだと思います。。?」
 
 
お経を熱心に読んで仏縁が深まるのはもちろんですね。
この方は得度志望なのでこうした夢を見たのかもしれません。
ご苦労様でした。
大慈大悲のお地蔵さまは忍辱慈悲の衣をまとうといいます。
目に見えぬ衣をまといましょう。
読経は自分が決めた目的に反映するとは限りませんが、必ず御仏は必要なご加護を賜ります。
それはあれこれ我々が心配することを凌駕しています。
その安心こそ信心の功徳というべきでしょう。