大部以前に霊狐さんについて質問した方がいた。
「霊狐さんって動物なのでしょうか。しゃべるから人みたいだけど、人なら人と名乗ったほうがいいだろうになぜわざわざ狐の振りするのか…やはり何か別な生き物なのですかね。」
実はわたしにもわからない。
そう思っていた晩に
「我等は人にあらず、獣にあらず、妖魔、物の怪の類にてもあらず。
手に数珠を持たず 身に袈裟も衣もなく、印も結ばず、真言も経もそらんぜずして、被毛、四足そのままにして地を這い、天を駆け
何物をも持たずして仏道を歩み、諸仏、菩薩に仕え奉る。
以てこの身の修業とするものぞ。
それを霊狐という。云々」といわれた。
長らく「これは軽々に口にすべきことでない」と言われたが、
最近、「不思議に思うもの、いぶかしく思うものもあるだろう故、少しなら・・・申してもよい。」と言われたので少しだけ話しておきます。
霊狐さんについては言ってはいけないといわれていることはほかにもあります
が、許しがあって話す日が来るのか、そのまま守って死ぬのかそれはわかりません。