一通り発送も終わったので午前中、ご祈祷の後上の映画を見にに参りました。
内容は見ていない方のために申しませんがバイオテクノロジー悪用の話。
そもそもこのシリーズはそれがテーマ。
今も実際に恐竜モドキ作る試みがされているらしい。
これは怖い事。
人間が生命を作り出せる。
今にそういうのは金さえ出せば何でもありになるでしょうね。
江戸時代あたりまでは人間は貧富の差は生活水準の差でしかなかった。
それで明治からこっちは貧しくても一生懸命学問した。
苦学という今では死後になりつつある言葉があった。
それで偉くなった。
戦後は戦後で学問の中身より学歴だなんだで何とか良い大学まで行けばという考えが主流。
でも貧乏だろうが金持ちだろうが生身でやることに変わりはなかった。
これからはそれが違う。
お金持ちはバイオテクノロジーでみんな美男美女で70歳で80歳でも30歳くらいに見える時代も来るかもしれない。
いかにもジジイとかババアというのは貧乏人だけ。
バイオテクノロジーは手に入れられる人は神様みたいなもので一般人とは大きく離れるだろう。
同じ人なのになぜ?というのが同じ人でなくなる時代が来るかも。
恐ろしいことだ。
平家物語の最後「灌頂の巻」に建礼門院が「人としてあらゆることをほしいままにしたゆえの不幸」を想うくだりがあるが、それは今も言えることだろう。