最近は統一教会関連で宗教への寄進について問題視する傾向が大きいが、宗教ならぬスピリチュアルアル系統もどこだかで問題になっていて財産や家や土地をむやみに寄進し、大きな騒動になっているらしい。
最近は宗教法人が取りづらいのでエヌピーオー法人で神秘主義や疑似医療団体を立ち上げる傾向が顕著だ。
もちろん、そのすべてが悪いわけではない。
しかも、自分の財産だから寄進は自由だが、家庭でその事情を知らず大事になるケースがある。
ただそういう問題は無形のものをあつかう団体だけではなく、介護施設でもある。
入居老人を説得して遺産の多くを寄贈せしめる。
本人がいいというのだからいいのだということだが、入居しているような人間の場合は後見人の連署がいるようにすべきだ。
家屋敷、財産なども住んでいる人がいる以上は同様だろう。
宗教団体そのほかへの寄付や寄進も、団体の性格によらず身内があるなら、ある程度の金額を超える資産は家族の内から後見人を立てて同意を得るようにした方がいいだろう。