お薬師様は如来さまのなかで私としては最も好きなお方の一人です。
はるか上空から緑色の光が輝き、薬師如来さまが下りてくるとイメージします。
お体の色は美しい青緑色。もしくは金色で緑色の光を放ちます。
そのお薬師様が上空からツボを傾けると緑色の液体が頭上に注がれます。
それが絡賀だの表面にも頭の上から体の中にも注がれます。
この間 オンコロコロセンダリマトウギソワカ という御真言を唱えましょう。
体の表面の毛穴からは靄(モヤ)がたちのぼり悪い気が出ていきます。
また座っている下からはどろどろとした黒いものが出ていきます。
これらは邪気です。
椅子に座ってもできます。
御病人がある場合、自分お胸の中に御病人がいて自分とともに癒されるイメージをしてください。
必ず自分とともに癒されることが大事です。
毎日短時間でもいいのです。
段々慣れるにしがって短い時間でイメージできます。
5分でもいい。習慣にしましょう。
長々やるより繰り返しやる方がいいです。
天台宗の口訣では薬師如来とはお釈迦様の衆生の受苦を除くお姿のこととされています。
お薬師様を別名「医王如来」と言いますが実は「医王」とはお釈迦様のことでもあります。
薬師寺などに見られるように初期の薬師仏はお釈迦様によく似ており薬壺を持ちません。
またお釈迦様の定印の中に薬壺を措けば薬師如来というお像もあります。