以前、会津の女性銃撃家「八重」を題材とした大河ドラマ「八重の桜」で八重の父の「ならぬことはならぬのです。」というセリフがあった。
このドラマの一貫したテーマでもあった。
そういうつもりではあるが・・・自分で甘いと思うことは多々ある。
少しくらい・・・という歩み寄りの姿勢をするのが間違いのもとだ。
向こうはそう思ってはいないので拍子外れになったりするらしい。
言葉は丁寧でも態度は頑として変えないことが大事だ。
以後、そういう方針で徹底したい。
決めたことは特別な事情の変化がないなら変えてはいけない。
そもそも私は優しい人だとかなどと言われるのが大嫌いだ。
そんな風に褒められてそうしないといけない方向になるから嫌なのだ。
それは結果として嘗められているのに等しいと思う。
でもどこかにまだいい格好したい愚かな自分がいるのかもしれないね。
とんでもないことだ。
態度はどこまでも柔和であっても心は鬼でありたい。
鬼になれば悪く言われるし嫌われるだろう。
であっても鬼だ。鬼でいることをより大事にしたい。
鬼でいるからこそはじめてできることも多い。
無慈悲な慈悲というものもあると思う。
鬼だとささやかれ、鉄面皮といわれることは「褒めことば」だと思っている。
逆に言えば鬼のいない人は信頼できない。
有り体に言えば私は境涯的に程遠い仏菩薩より鬼神にあこがれる人間だ。