先ほどの記事を書き終わったら、風狐さんから「汝はそのこと今頃ようやくわかったのか?遅すぎだな。」といわれた。
また、「この折り、教えてあげよう。金剛とはなにかを。
金剛不壊という言葉があろう。
だが、なにをもってしても永久に破壊できないもの、だが実に金剛不壊なるものなど何一つない。
永久になくならないものもない。
だが何度消滅したかに見えてまことに消えないものけそれこが金剛だ。
人の菩提心は一度仏縁あれば不滅だがさりとて人もは死にもすれば迷いもする。
消えたように見えて消えないもの。
冬の木の枝のごときも枯れて見えても春くれば再び花咲きて葉もい出すであろう
それを金剛という。
迷いなき人はない。菩提の道もまた遠し。
だが汝、持金剛者にてあれ。」