金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

常楽我浄の信仰

良くないことが続くとへこむのは誰でも同じですね、

打ちひしがれても 自分お値打ちなんかないと思っていても

ああ、つくづく自分なんかダメ・ダメだという時でも・・・

変わらないものは常住の仏性。

常住の仏性って何?

何ということはない、自分の中の仏様。

傷つかない金剛不壊の存在。

 

しかも誰にでもある存在。

そこに立てば安心を得られるはず。

それはなくならない。

常住の仏性を信じる。

それは安楽であり、

本当のあなたであり、

罪穢れから離れたけがれない存在。

 

そんなもん、あるわけない?

でも、仏教はあるとかないとか言うこと自体うたがいます。

貴方がどう思おうと関係なく、判定も何もいらない。

仏性はある。

そう思って生きる。それだけのことだ。

これを信心という。

私はそう思っています。

だってそのほうが生きやすいからです。

難しい理由は何もないです。

そのことの議論など私にはどうでもよい。

理屈で生きているわけじゃないからね。