金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

夫婦別姓について思うこと

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夫婦別姓ってそんなに望む人が多いのでしょうか?

私は犬や猫のご祈祷にも名字つけてるけどね。

それって観念的には家族ということでしょう。

その方が喜ばれる。

自民党の道が開けないのは夫婦別姓問題ではなく、アホな議員さんがアホなこと言ったり、やらかしてこんな政権政党でまともな政治できるのかと国民があきれ果ててるからでしょ。

小泉先生、全然 的外れだと思います。

 

よく韓国や中国を引き合いに出して「向こうは昔から日本よりすすんでいる」という頓珍漢な人がいますが、実は、あれは女性はよその家の人間だから家系のうちに入れないという古い習慣で極めて女性を蔑視した見方の名残です。

LGBTの問題を思う時、いっそフランスのように結婚制度自体をフリーにして誰と住み、だれに財産をあげようがいいことにすべきでは?

子供をもうけないと決まった関係なら社会の単位である結婚制度もいらないと思う。

抑々結婚制度は後見人などと違い子孫繁栄のための制度だ。

「この人私の大事な人なんです」というだけなのにおかみに報告義務はない。

なんか結婚を最も愛する人のアファメーションみたいに思ってる人いるけどそんなのだけなら個人的にすればいいことでしょう。

さらにいうなら自分の大事な人を特定するのに異性男性を問わず性的関係が要件である必要など全然ないだろう。

そこがそもそもおかしい。

この問題はそもそも社会的に婚姻とはなんなのか、どういう意味を持つのかを考えてこそだ。

女性も経済活動に参加している世の中だ。昔とは違う。

もはや専業主婦は極めて少ない。

そこを抜いて感情的なものに流されてしまうのは議論にならないだろう。

私は結婚という法的制度は子供への養育義務、つまり時間的な立系列が中枢にあってこその制度だと思う。

あとは相続制度を大幅改革すれば結婚などというものは限定されたものでいい。