金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

夫婦同姓の美風

news.yahoo.co.jp

茂木氏は首相になることを目的に政治をしていると明言しているのか?そうではないだろう。

「首相になれない」などという辻元氏の言い方は失礼の極みだ。

しかも政権政党でもない急落の落ち目野党からそんな総理への道の御教示をいただく筋はなかろう。

 

夫婦別姓の歴史は必ずしも女子尊重ではない。例えば朝鮮や中国では古くからそうだったが、当時は女はあくまで余所の血筋の人という考えだ。

生まれた子供は男性の姓を名乗った。

女性は厳密にはよその人だから不都合ならいつでも家からだすことができた。

 

「血筋などどうあれ、嫁に来ればもう我が一族なのだ」とする日本の夫婦同姓は美風だと言う点も考えるべきだと思う。

日本の「家」をバラバラに破壊して何が得られるのか?

日本は日本だ。

失うものも大きいのではないか?

今はちょうど明治維新以来の改革が起きている。

明治維新も欧米化を叫んで社会を暴力で無理やり変えた暴挙であって、やりかたはいいと思わない。

なんでもかんでも「差別」とか決めつけて破壊してだれが責任取れるのか?

どうしても夫婦別姓をするなら皇室だけでよいと思う。

話し合いで男性が女性の姓を名乗ってももちろんいいと思う。

 

最近は「嫌ならいつでもうちに帰ってきなさい」などという親が多い。

最近多い愚かな親のそういう子離れのなさも手伝っているのではないのかと思う。

 

たとえば「娘が離婚したがっているから祈願してくれ」などという親もいるが、そんな大事なことを事情も知らずに電話一つで「はいはい」と拝めるか。

離婚したいなら娘自身が祈願の相談に来るべきなのだ。

親が主導的に出る幕ではない。