実は皆様の祈願もまた一種の修行的側面があるのです。
御祈願に大事なことはまず心の強化です。
心の強化ができてこそマジカルなことも起きてきます。
それが日常的に身につくなら祈る事の正否や善悪も分かるようになります。
これは無理かな・・・?ということを思いとどまったり、これはしてはいけないなということもなんとなくわかってくる。
それは本尊の心がわかるからです。
これを加持感応と言います。
あくまで自分自身や祈願内容のことであり超能力や霊感とは違うものです。
客観ではなく主観の世界です。霊能者になるわけではないのでほかの人のことはわからない。縁が違うから。
心の強化は本尊とつながることにより起きます。
強くつながるにはお札やお姿を通して心通わすことです。
よくどのくらいお勤めしたらと言いますが端的に言えばつながれればいい。
つながるまですることです。
つながればいいので本当は長い短いとかどのお経を読む読まないはあまり関係しない。
ただそれがしやすいように勤行要集はできています。
そこのない人は信仰は形だけのことでただの依存になります。
依存に結果は出ないものです。