金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

死霊を装う生霊の話

今日は久しぶりに五体加持をしました。

出てきた霊について、被術者に心当たりがあるかと問うとたぶん「ペット」だという。

供養で来てない「友人のペット」。

その供養がここのところ話題に出ていたらしい。

 

でも私が感じたのはペットじゃない。人の霊でした。

おそらくご友人の飼い主の生霊でしょう。

とっても可愛がっていたらしいのでペットの冥福が気になって仕方ない。

知らないところに供養頼んではたして大丈夫?そんな不安があるのかもしれません。

この被術者はご僧侶なのでご友人はこの人にペットの冥福を拝んでもらいたいのかもしれません。

たぶんそうでしょう。

でもなんらかの理由があって切り出しにくいのかもしれません。

聞いていいものなのかどうか・・・・

死霊を装う生霊もあれば、生霊を装う死霊もあります。

色々です。

この場合は「もし、お望みならお供養させていただきましょうかとご友人に聞いてみてください」と申しました。

お加持は霊と称するものが口走ることだけをそのまま拾うだけではとてもできません。

その辺の目利きがとても大事です。

もうすぐお彼岸、霊界からの便りも多くなりそうです。

なおペットの霊ととよくいわれる動物霊といわれるものは違います。

いわゆる動物霊は犬や猫などの動物ではないです。

眷属霊か、堕落した人間霊。

前者は神使など位の高い霊も少なくない。