金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

護摩は焚かないと

初心の行者さんたち(既に加行は終えているが)はお手伝いに来たときなるべく護摩を焚いてもらっています。

昨日も一焚かせました。今日も一名の予定です。

護摩を焚くのが好きな人か、理趣分が好きな人は祈祷向きだと師匠から聞きました。

特に祈祷をしていこうという行者には必要です。

密教修行の中盤、普通なら通いで修行を初めて5,6年ころかな、業の洗い出しが始まる。そんなときにそれを焼いて先に進めるのは護摩です。

そうでなく、しょっぱなから色々障礙が起きるケースではまだ時期尚早なのだと思う。

 

勿論、いくら浄化しようがひとの業が尽きることはないのですが、一応そういう修行をどんどんしていくことでいわゆる受けない耐性もできてくるものです。