あずさ霊狐が言うには
「超能力、霊能力、念力・・・色々あるが、皆介在する者があってしていることだ。
その深浅で違いがあるように見える。
人間にそんなに何種類も存在するわけがない。
介在する霊的存在が全く表に出ないなら本人自身があたかも超能力があるように見える。
だが動物にそんなに能力の違いがないように人間だってそうだ。
驚くほど利口な犬はいるが空を飛ぶ犬はいない。それと同じことだ。
皆、霊的存在の働きがある。
超能力も呪詛も祈祷もすべてそういうものがいないと成り立たない。
そういうものの介在がなく朝晩なく強く念じたところで人たるもの自身がどれほどのことが起こせようか?
たかが知れている。」のだそうだ。