兵庫県尼崎市で開かれたシンポジウム。参加した人たちの前で思いを語ったのは、犯罪によって突然大切な人を奪われた人たちだ。 森田悦雄さん: 耐えるということを、今のこの年になって与えられているのかなと思う。 和歌山県紀の川市に住む森田悦雄さん。 8年前、息子の都史くん(当時11歳)を殺害された。 懲役16年で服役中の中村桜洲受刑者(30)は、森田さんが起こした裁判で、約4400万円の賠償を命令じられたものの、賠償金はまったく支払われていない。 殺人事件の加害者から支払われた損害賠償額はたった13%程だ。 一方、賠償金の支払いがない中、被害者は訴訟費用を負担しないといけない。
加害者の社会復帰よりも被害者遺族のこころのケアや賠償こそ優先されるべき大事だ。
牢獄に服役している人間が何千万円という大金払えるわけない。
賠償命令を国の法的機関が出すのなら賠償金は国が肩代わりし、その分を払えないなら懲役に加算し延長すべきだ。そうでないなら出すだけで無責任だろう。
金のことを換算して人をさらに獄につなげというのか?という人もあろうが、その通りだ。
一億円の脱税でも牢屋に入る。
人の命自体は一億円でも対価がつけられないものだ。
金が払えないなら死刑囚でもない限り懲役で働いてまかなうのは当たり前だ。