今日は九星術の講習会に行きました。
「今さら九星術かよ~。」と言われそうですが、いやいやどうして❗
新しい発見に満ちた素晴らしい講義でした。
なかなか奥が深い。
講師は奇門遁甲や風水の大家として知られる黒門先生。
私もこれらを黒門先生から教えていただいたものです。
帰りには講師の黒門先生を久しぶりにお誘いして会食いたしました。
今日はいつになく楽しい占術や武術談義に花が咲き得難い一時でした。
私の思う黒門先生のなによりも素晴らしい処。
それはほかの人のやっていることをあえて否定しないという態度。
広く深く学んだからこそ出てくる態度です。
よく奇門遁甲なんかやっている人見ると「あいつの術はニセモノ!」とか言って盛んにケンカしている。
まあ、でっち上げて作ってものならそうかもしれないが、誤解を恐れず言うなら占いにホンモノも偽物もない。実験科学ではないもの。
料理にホンモノも偽物もない。おいしきゃいい。同じだ。
占術なら当たればいい。
ただ占いや術には相性はある。
昔、どこの誰とも知らない方からの電話で「宿曜を習いたいけんですど、先生の宿曜も偽物で私だけがホンモノと言っているある先生がいるんですよ。」と聞いたが「そうかもね、ニセモノ、ニセモノ、いやいや、その先生こそ本物ですよそっちにならいなさい。」と言って笑った。
一番最初紹介を得て「恵比寿」でお会いした時。
「羽田先生はどう思いますか?」とある売れっ子占い師さんの話をされた。
その人の占いはまあ、至って簡単な部類だが本はバカ売れしていた。
私は「人物は知りませんが・・・術は別に悪くないでしょう。当たるか否かは別にしてあれだけ人口に膾炙するのだから。単純でバカみたいな術だとか言うけど難しい本書いている方の術より現実に求める人は多い。あれはあれでよいと思いますが。」とお答えした。
先生は「ああ、そういうお考えなら僕もお付き合いできそうですね」と笑われた。
まあ、私の占い観はそんなもの。
私の占いもそんなもの。(笑)