最近、ひとづてにこんな話を聞きました。
あることでネットなんかであることない事ごちゃ混ぜにして酷い悪口書きまくっていた方がいたそうです。
その中でブチ切れた人がいてついに表ざたの裁判にまでなって刑事も民事も負けた。
でもあいかわらず、似たようなことしていて真摯な反省が全然見られないというので複数の人からあいかわらず怨まれていた。
その人を恨んでいる人の知り合いに「術遁」というのの使い手がいたそうです。
方術ともいう。法と書いたら同じ法術でも仏教系になります。別です。
道教系の呪術をそういうけど、この場合は奇門遁甲の呪術部門のこと。珍しいね。
本当に効果を出して使える人は日本に何人もいないと思います。
昔からものの本で六甲六丁の十二支の動物の顔した神将を使ったりするとは聞きますが・・・
具体的にはしりません。
私は黒門先生はじめ奇門は何人かの先生に習いましたが、私自身はほとんど占卜としてしか使っていません。奇門はなかなか当たります。好きな術です。
でも、祈るなら私の場合は密教や、飯縄の法で事足りますから。
この方はたぶん大陸系の奇門じゃないね。台湾奇門でしょう。
勿論、目的は求財や求縁などが多いけど、いわゆる呪詛もある。攻撃呪術ですね。
それでその人もその話を聞いておおいに義憤に感じて、奇門遁甲の方術を使って「目にもの見せてくれる!」ということになったそうです。
正直者なんでしょうね。お金で動く人と違い、こういう人は怒ったら怖い。
お金じゃない。無料でも掛け値なしで術をつくしますから。
なんでも八門のうちの「傷門」を選んである術を掛けた。「傷門」だから傷つける。
ダメージを与える門ですね。物のダメージもあれば体のダメージもある。
端的に殺すなら使うのは「死門」ですがあえて「死門」は使わなかった。
つまりは殺そうとまでは思っていなかったようです。
でも結果は相手は絶命してしまったそうです。
コワイものですね。
こういう人は他からも怨みの念がいっぱい来ていて、方術によってそれが効果的に働いてしまう。
つまり呪術でバリヤーが破れて本体がさらされるので怨念から一種嬲り殺し状態になるんですね。
普通呪いなんかなかなかきかないもんです。憎まれ子世にはばかるで、それはその相手の時期もあれば、命式もあるけど、普通では効かないところを奇門の術遁はおそらくそこの切れ目を作るんですね。
時空を操ってその隙から切り込む。
この方の場合は時空の壁を崩したので今まで止まっていた呪詛や恨み一時にがどっとなだれ込んで死んでしまったんでしょう。
奇門遁甲ならではだと思います。恐ろしい術です。
常日ごろから人の悪口なんか言って喜んでいるとそういう末路がまっています。
まあ、身から出た錆ですね。どこのどなたか知りませんが、気の毒ですが特にひどいとか、かわいそうとも思いません。
悪口言われて死ぬほど苦しんでいる人だっているからね。
くわばら くわばら