9月から始まった公判で「後悔が山ほど残る」と述べた被告。涙ぐむ遺族から「極刑を望む」といった声をぶつけられ、今月6日の被告人質問で初めて「申し訳ない」と謝罪の言葉を口にした。 この日、検察官はこの謝罪の言葉を「極めて表面的に過ぎない。被告に有利に考慮できる事情は全くない」と切り捨てた。被告はややうつろな様子で時折目を伏せながら検察官の言葉にじっと耳を傾けていた
勿論裁判を有利にする要因にはならないと思うが、彼から形だけでも「申し訳ない」というお詫びの言葉が出てなんかホッとした。
死刑になるにしてもせめて最後は人らしい気持ちで人として死んで行って欲しいと望む。
それが彼にかける最大限の私の理解と同情だ。
当事者でhないが社会に生きるものとしてはそう思う。