災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候
これは良寛さんのお言葉、
なんだよ。バカバカしいい。これって意味ないよね って思う人もいるかもしれませんが、良寛さんはまことの苦しみは災難以上に、それを思い悩み苦しむことと思ったのでしょうね。
災難も苦しみも死も所詮なくならない。
どんと胸で受け止めろと言うことかな。
人生には春夏秋冬がある。
凍えるほどに寒いかと思えば焼けるように暑い時もある。
丁度いいかなと思えばさにあらず、急に冷えたり、蒸したりもある。
お寒うございます、お暑うございます。は時候の挨拶でしょ。
人生もそんなのは当たり前、そういうことだろう。