羽田談
霊媒をする場合はあくまで霊の様子を聞くことが目的でないといけない。
現実をそれに引き比べ調べることはまだしも、そのまま、それにもとづいて直に行動したりものごとを動かしては行けない。
供養は足りているか?
何かしてほしいことはあるか などなど。
イタコの決まった台詞的霊媒を馬鹿にする人は多い。
実際、霊でなくセリフに過ぎない芝居でしかないものも多分にあろう。
だが、職業的機能としてはあんなものなのだ。
イタコの皆さんの多くはちゃんとすべき仕事していると言えよう。
一般にはあれで沢山。亡くなった家族や知人に会えたような臨場感だけで満足すべきだ。それ以上の仕事ではない。
興味本位で深いりする世界ではない。その必要もない。
ハッキリ言えば普通の場合は知らなくても差し支えないし、知らないほうがいい場合も多い。
本当に提示する場合には術者も聞く人も宗教的なバックボーンからずれないこと。
何を聞いても心が騒がない覚悟も必要。
なにかしなければいけないにしても信仰基盤に基づいて考えることが大事だ。
基本的に、特段の要件もなく亡くなった方を召喚するのはよくないと思っています。