常に淋しい人。自分て孤独だなあ・・・・とつくづく思うなんて言う人。
会社や職場、学校に行っても誰も個人的に誘ってくれない。お茶にも誘ってくれない。特に話しかける人も無い。
みんなで大勢ではぞろぞろ行くけど行ってもこれといって話し込む人がいないなんて人。
でもこれは実は孤独な状況を自分で作り出しているのかもしれません。
たとえば誰と一緒にいても孤独だという人。一人が楽。
それは本当は判ってほしいけど無理だな…と決めているのかもしれません。
だから一人が好きなんじゃなくてあくまで楽なだけ。苦しくないだけ。
こういう人って自分のことしゃべったりするのをのとっても怖れていますよね。無論、自分のことをしゃべれない何か事情がある場合もあるのかも知れません。
例えば昔、指名手配犯だったとか・・・？！
でも当たり前ですがそういうことなんかじゃなくて本当は大部分、自分で人に言えないとそう思っているだけのことの方が圧倒的に多いんです。
だからせっかく親しくなっても自分のことしゃべらないし、ウンと親しくなったら逆に「私のことなんてあなたにわからないですよ…。」なんて憎まれ口を言ってしまう。で、「あ、そ・・」ということで人が離れてしまい又ドッと孤独になる。
だって貴方はせっかく「私は人にはわかってもらえない」という本当の想いを告白したんですね。それなのに人が離れてしまう。大ショックです。
でもこれは反面当たり前です。考えても見てください。拒否のメッセージですもの。
こういう悪循環していませんか？
それって自分で作っている孤独で本当の孤独じゃないですよね。
造られた孤独です。
本当の孤独ってどんなものだろう。
例えば鷲は一匹で広大な狩場を持っています。誰もほかの鷲が近所にいないのが最高なんです。
淋しいなんて全然思いません。
鷲は群れないからね。
こういうのもカッコいいかもね。ちょっと憧れれます。
だけど人間は違います。鷲じゃない。
そして群れる動物です。
私は群れの中になじめないというそれだけです。
本当に孤独なんじゃないのですね。
貴方が悪いのではないのは判っています。
人は無視され続けると逆に群れないことで自分の特異性を示そうとさえする。
どこかで無視されてきた。いいや、ずっと無視されてきた。
そう思うのでしょう。
ようするに人に関心持ってもらいたいので群れから離れようとする矛盾した行動さえとるのです。
でもこれは逆効果です。こうしたら永遠にわかってもらえません。誰もそこから手を引いて出してはくれないでしょう。
そういう「眠り姫」のような事をしてもムダ。あれはおとぎ話です。本当は王子様は永遠に来ません。
自分は孤独だという貴方。あなたは本当に鷲のように孤独なのでしょうか・・・それとも？
