金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

霊視の依頼


あるお寺からお祭りしている聖天像のお写真が同封されて霊視の依頼が来ました。
いつも言うように「天狐通信」のような御霊示は一方的なものなので自分
じゃ何もわかりません。
失礼ながらお金もらったからと言って御霊示があるわけじゃないし、
自分は何の能力もないんです。そういう意味ではただの人です。

でもお加持の御祈祷したりしている最中は比較的わかることもある。
それは加持感応しているから本尊をとおしてわかるんですね。
だけどそれは私の霊能じゃない。
加持感応ですので一時的に仏からもらった能力です。
祈らないとわかんない。
だから「何かついていたらお加持して払ってくれ」という人多いけど、それも
お加持しないとわからないんですね。
という訳で私の場合は霊的判断はただの「おまけ」でしかない、おまけだからないことも多い。

私の若いころ、やはり霊的判断してくれという電話依頼がありました。
「見てもらっても霊がいなけりゃお金はいらないんですよね?」だって
「こいつ医者いっても、結果病気じゃなきゃ検診料も診察料も払わんのか?」
 霊障じゃないけど別な病気だね。うちじゃなく医者行けよ。

そういう人を相手にするのイヤだなあ…と思うのも手伝って一切、霊的判断としてはしません。できません。
易占いで霊崇占というのやればできるかもしれないけどやりたいと思わない。
ああいうテキストって祟りがあるのが前提で書かれています。
だから見れば全部霊障なんです。だからあるなしの判定はそういうテキスト見ても不明です。
「どうしても見てもらいたい」という人もいますけど「イヤです、しませんし、何もできないです。」でおわり。
だって本当にできませんから。

そういう訳で今回はそのまま古参の弟子であるW師に依頼しました。
この人は後天的に霊的能力を開いた人です。
始めは霊能の「れ」の字もなかったんですけどね。
この間まで弟子の中では一番霊感と遠いところにいた人です。
差しさわりない範囲で言うと、よく炊いたホカホカご飯がお好き。
静かなところに祀ってもらいたいなどの御霊示があったようです。
なにか心配するようなことは別段ないみたいというお話でした。