金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

乙女稲荷

昨日電車に乗って支払いに行く途中、お稲荷様の本読んでいたら、自然と手がうごき印のようなものをむすびました。
そんなとこで結んじゃダメなんですが、このかたちは高校生の時、初めて豊川稲荷に行った際に自然と結んだ印?
そのころは密教なんて知らなかったのですが・・・。
そうしたら「その印はアメノミハシラ」といわれて、「根津神社に行け」という。
「稲荷が待っているぞ」といわれた。
確か…「根津神社」はお稲荷さんじゃないよな…でも大きいお社ならお稲荷さんは大抵あるから…ということで行ってみました。
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なかなか広いですね。前に二回ほど来たけど記憶が薄い。徳川家五代将軍綱吉公と六代将軍家宣公(甲府宰相、綱豊公)が特にあつく
信仰したお社だそうです。
江戸時代には「根津権現」として広く知られ、別当寺が天台宗の医王山正運寺であったよし。(この御寺は今はないとのことで大正年間に日蓮宗の長明寺と合併したと言います。)
本地十一面観音で主神がスサノオノミコト、相殿に山王権現と八幡大菩薩を祀ったお社だったとか。
それにしても降った雪がなかなか消えませんな。例外的に寒いんだね。
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立派な神楽殿です。もっとも今は使ってなさそうですが・・・
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絢爛豪華な八棟権現づくりのお社、真ん中に卍マークがあります。
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稲荷社がありました!これは結構大きいですね。
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なるほど、乙女稲荷さんですね。奥には駒込稲荷さんもありました。
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千本鳥居があって伏見ぽいですね。神仏習合のころは昔は聖天さんも祀られていたそうです。                                   
こういう「どこそこに行け」と言う通信はたまに来るけど、いったからといってなにがあるわけじゃないんですね。でも霊の世界的には何か意味があるのかな…と思って行ければ行っています。 ま、その程度にしてます。            全てが何があってもいかないと駄目というほどじゃない。                  
民俗学でも知られている沖縄の凴霊現象「カミダーリィ」はそういうのでウタキ中廻らされるらしい。それでしまいに止む人とユタさんという沖縄の霊能者になってしまう人とある。とりわけある報告では沖縄の女性の6割がそういう経験があるとのこと。                              
私も似たような経験は昔、若いころはよくあったけど最近はほとんどないなあ。                                            
ダイレクトに私に用があるのでなく背後のひとに用があるとかもあるようですけど・・・。 色々(笑)