大日如来を一口に宇宙の神格化などといいますね。
昨晩、書を読み返し密教の教学をおさらいしていた。
法身大日に自受用身、他受用身があるという。
自受用身とは自ら説法をして楽しんでいる境涯の大日如来。
他受用身は説法して他を教化する大日の境涯であるという。
難しい話だなあ・・・と思っていた。
夜半目が覚めて思い起こしていたら・・・
「汝,知るべし。
天地の美しき様、日月星辰の移ろい、四季の草花、潮の満ち引き,虫や鳥、獣のさま、汝らが五体の血潮の流れ、五臓六腑の営みがそのまま大日の自受法楽だ。
それを尊し、美しき、奇しと汝らが思えばそれがそのまま他受用ということだ。
さほど難しいことは何もない。」
と教えていただきました。