金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

夢のお諭し


怖い夢をみました。
私が掛けている掛け布団に無数の小さな顔がある・・・というよりそれでできている。
皆泣き叫んでいる。無数の泣き叫ぶ小さな顔、顔、顔・・・
それで目が覚めた。

すると飯縄様から「世の中に苦しむものはそのように無数にいる。だが行者の関われるのはその中のほんの一部だ。それも関われるのはその者の苦しみのさらにほんの一部だ。その首尾が良いのもさらにその一部に過ぎぬ。
故に常にそれを思いおき、自分が人を救っているなぞというおもいあがりがあってはならない。」
とのおさとしを頂きました。

そういうつもりはないのですが・・・愚かな私の事です。
お諭しがあった以上はどこかにそうした思い上がりがあったものと思います。
合掌。