金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

火曜星 恐ろしい業火の試練

火曜星は、5歳 14歳 23歳 32歳 41歳 50歳 69歳 7

8歳 87歳 95歳を迎える方に廻ります。

火曜星は九曜の内には実質的には最も恐るべき星で、いわゆる男女の本厄はそれぞれこの星周りです。

まず病気、健康に最大限の注意を払いましょう。羅睺星のように深く先行する病というより急病が多い。

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ここでただし、体調崩すと来年の計都と二年間崩す可能性は高い。

また失財の星でもあります。営業流行らず、事業の失敗、従業員の離反。ほかにも個人的な秘密の悩みを抱え人知れず苦しむ年です。

とてもいい年とはいえません。

インド占星術では火曜はそれほど悪いばかりの星でもなく土曜星のほうを最も恐れますがそこは逆ですね。

そんなわけでこの年は火に焼かれるような苦痛を伴いますから・・・もし何か良いことがないにしても無事ならそれでまずよしとします。

恋愛などは不倫の可能性もある。

しらないでいたら相手が配偶者がいた人だったりします。

 

でもね。いつもいうように運気というものは業の形ですから星は象徴であって原因じゃない。業が軽ければほとんど何もない人もいれば重ければしっかりしごかれる。そこは個人差です。あの人は悪い星なのになんあともないというのはおおいにありえます。

逆に吉星でも痛い目に合う方も・・・

「そんなの、不平等だ!」という人間がいそうですが、それはそっくり人の業ですから同じわけはないんだね。不平等に決まっている。

一億人いれば一億通りある。不平等が当たり前。おんなじわけない。

平等は我々の希望に過ぎず現実に平等なものなどただの一つもない。

だからこそ人為的に平等にできる部分はすりゃあいいけど、あくまでそれは人間が操作できるレベルの限られた話。

 

この尊像は頭上に不思議な一角獣を載せますが西洋のユニコーンのような瑞獣ではなく一種の怪獣でしょうか。普通、火曜星は火天と同体とするので火天の眷属であるヤギのつもりかもしれませんが、一本角のだけヤギはいないよね。

真言はオンアギャラカシリソワカ