私の師匠の守護神は天神様でした。
どうしてかって?お代さん(霊媒祈祷師)のお告げでお坊さんになったんです。
祈祷で名の知られた師匠は「私がいなくても用があるなら天神さんにいいなさい」と常々言っていた。
すると天神さんが師匠につなげてくれて助かるのか、師匠が天神さんにつなげてくれるのかわからないけど・・・助けを得るということをいっていました。
「ほんまものの守護霊とはそういうもんだ」と言っていた。
で、うちでも天神さんはお祀りしています。亡き師匠と思って。
※この尊像は勺になんと十一面観音御真言がしたためられています。私がかいたのじゃないですよ。江戸時代の作でしょう。
おととい、お参りに来た人がちょっと霊能系で天神様の顔がなぜか、大きく厳しく見えると言っていた。
なんかお働きがあるのかな?と思っていたら昨夜「肺が痛い」という人が・・・
最近は電話口に霊狐さんもきてくれることがある。
「新型コロナだといけない」と思って医者に行ったけど医学的にはなんともないそうです。
霊狐さんは「それはストレス、心労だ」という。「何かストレスになるような気になることあるのですか」というと「大いにある」という。
それはその人が職場で出世したのが気に入らない人がいていじめというか、露骨に冷たくされているという。要するに嫉妬ですね。
呪いとかじゃないだろうけど心労になる。
そういう時は天神様です。何せ嫉妬から冤罪で流罪にまでなってしまった方なんですから。
天神様といえば学問、受験の神様ですが、もとの顔は日本三大怨霊の一人です。
崇徳上皇・平将門と並ぶ存在。いやいやもっと怖いです。
なんせ宮中にまで攻め込んで焼き討ちまでしたのは天神さまだけでしょうから。
破格の怨霊。
「神道集」では元三大師の師匠・法性坊尊意僧正とわたりあったという。
尊意さんは双身毘沙門天の吽伽駄耶儀軌の編者と目されている祈祷の大家です。
怨霊のままではあまりに怖いので宮中が尊意さんと相談して神様にして祀り上げし「天満宮」がつくられた。
で、天神様には「冤罪除け」の御利益があります。
ご本地は十一面様です。今回は本地供をさせて頂きました。
嫉妬や意地悪がブロックできれば体調も戻ると思いますが・・・