最近分断と言う言葉をよく聞く。
マスコミが好んで使うようになっている。
分断はすなわち悪だと。
この言葉,安易に聞き流せばマスコミの思うつぼだ。
トランプさんは白人優位で分断生んだという批判もある。
分断統治・分断は人為的に作るのは差別ができてくる。国民を色分けして対立させる。これはよくない。
それはわかる。だが結果としての分断。状況としては好ましくはないが、同時にそれは民主主義の証だ。
例えば今回の大統領選挙だ。
トランプさん・バイデンさんの支持者は大きくアメリカを二分した。
国情として心配な状況ではあるがそれが正直な結果なら前提として出発しないわけにいかない。
それが民主主義だ。
だがこれだって支持層に対し傾向を色分け化して考えれば分断と呼べなくはない。
共産主義国家のような全体主義では国民の分断は生まれない。
そういう見方をすれば香港の民主主義運動だって一種の分断だ。
中共は分離主義者たちと呼んで謀反人・犯罪者と見ている。
結果の分断は分断として是としないと民主主義はなりたたない。
例えばマスコミがトランプ支持者は人種差別主義者たちとかいうレッテルを貼る。
そういうことから本当の分断が生まれる。