金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

陀羅尼吉祥会の感想その3  善龍庵

 

   

 はじめは功徳やご利益を期待して拝むので大丈夫です。信仰に入るための門です。

 

それが次第次第に仏様にお任せできるようになってきます。

 

もちろんそれは自分のなすべきを、なした上でのことです。

 

手放しができるようになると、大安心が湧き上がってきます。

その心に応じた環境に自然になっていきます。

 

もちろん私もまだまだですが共に修行をしていきましょう!

吉祥成就合掌礼拝

 

ここから頂いたメール

 


大森先生

この度は陀羅尼吉祥会及び10月10日からの施餓鬼供養ともお世話になりました。

前回、初めての施餓鬼供養をお願いした際、怖いくらいに仕事がスムーズで心穏やかに過ごせたことから、今回もあえて厄介な仕事の入っている忙しい週に申し込みました。


そんな下心から始めた今回の施餓鬼供養でしたが、おかげさまでまたしても仕事が驚異的な順調さで片付き、まさしく平和で豊かで安らかな1週間となりました。
心より感謝申し上げます。

 

陀羅尼吉祥会の修行も先行して行っていましたが、最初の1週間は噛み噛みだった仏頂尊勝陀羅尼が、お施餓鬼を始めた頃からスムーズに唱えられるようになりました。


忙しく体力消耗も激しい週だったのに、ほぼ毎朝、施餓鬼と吉祥会の両方をこなすことができ、その達成感で疲労とのバランスが取れていた感じです。

 

吉祥会の修行を開始する前は、送られてきた陀羅尼の長さにちゃんとできるのか?という不安でいっぱいになり、先生のブログで紹介されていた浅草寺仏頂尊勝陀羅尼碑を探し(割とすぐ見つかりました)「修行させていただきます」とご挨拶してきました。


待乳山聖天さんへも、メールのお返事をいただいた翌日にはお参りしに行き、お下がり大根はおでんやふろふきにして美味しくいただきました。

 

それはさておき・・・
祝福行では今までお世話になった方を思いつくままに挙げていくことで、自分がいかに多くの人に救われ助けられてきたかを再確認する良い機会になりました。
「祝福する者は祝福される」という先生のお言葉のとおり、祝福のループの中にあることに気付くと、小さなことにイライラするような悪業を積む行為がどれだけ無駄かも実感でき、そういった行為をしてしまった場合もすぐ認識し、意識的に排除できるようになってきました。(まだまだですけども)

毎日のシリソワカも、ずっと続けていきたいと思います。

 

 

 

そして、施餓鬼供養の功徳は絶大と聞いてはいましたが…先生のおっしゃるとおり、ご先祖様やお世話になった方に供養が通じた結果なのでしょうね。


しかし、結果を目的とすることなく、真摯に供養を続けていきたいと思います。

 

大森先生シリソワカ、ご同行の皆様シリソワカ

合掌


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お知らせ

10月31日日曜日からの施餓鬼供養の申し込み締め切りは明日10月27日水曜日です。