私は殺風景で緑の少ない冬が大嫌いだが・・・
人生にも厳しい冬の時期がある。
そういう時は春を信じて待つだけだ。
この部屋も寒い。あの部屋も寒い。
風が冷たい。つららが下がる 氷ですべる…などと一々不満を言っては「また、今度がこんなに酷いことが‼」といっても全くはじまらない。
運と言うものの見方を持つなら問題はひとつだけだ。冬だというだけのことだ。
ほかにはなにもない。
ブウブウ言っても役にはたたない。
やれることを淡々と対処して春を待つ以外ない。
冬の祈願はいくら嫌でも季節を退散させて春にすることなどできない。
冬には冬の用意と過ごし方をして無事に過ごせば良しとするだけだ。
これは星祭の考えにも通じます。
暗剣殺だの歳破だの、火曜、計都、羅睺だのというのもそうした冬の時期を過ごす覚悟で行きたいものだ。
密教占星術は予言ではない。
人生の季節を読むだけだ。だから「必ずこうなってしまう」はない。
逆に言えばどんなに酷い時期でもその被害は対処次第で違うのだということです。