前の悪しき兆しを断つヒント。
四国遍路へ行くと「同行二人」と書かれた「おいずる」を着ます。
弘法大師と二人で修行する意味。
弘法大師は88か所を巡る間いつもいっしょにいる。
手にする杖がお大師さんの象徴。
遍路宿についたら御杖の先を洗い。床の間(上座)に据えます。
だからと言って遍路修行自体はあまいものではない。
文字通り山あり谷ありだ。
時には激しいよこなぐりの風雨に会い、あるいは足を痛めて容易に進めないときも…そんな時にも同行二人。
信仰はすべてこの心。
観音様と同行二人。
聖天様と同行二人。
飯縄様と同行二人
人生また遍路
人生遍路の旅路は厳しくとも信仰の心はおなじこと。
信仰の心を持って厳しい人生遍路を歩こう。