「“鳥探してます”の場合、無理じゃ~ん?って思うのよ。特徴とか、名前とか書いてあるんだけど、いや~、無理だと思うよ~みたいな」 5月5日放送のバラエティー番組『ネコいぬワイドショー』(BS朝日)にゲスト出演した眞鍋かをりが、街中で見かける“迷い鳥”を探すチラシについて述べた私見。 手で口元を押さえつつも堪えきれず、笑いながら話す眞鍋に同調するように「鳥はさ、確かにね」と爆笑する、番組コメンテーターの『さらば青春の光』森田哲矢と周囲のスタッフ。片や、そのやりとりを不安そうに苦笑いを浮かべる司会のフリーアナ・森千晴の様子が放送された。 この飼い主の切実な思いを踏みにじるかのような発言に、ネット上で批判の声が上がると、一部のネットニュースが記事配信したことで瞬く間に拡散されて炎上騒動となったわけだ。
真鍋氏は率直に正直なな思いを口にしたのだろう。
だが同情には値しない。
言っていることはわかるが、こういう番組に出る人間としては甚だ不適格。
鳥は確かに空を飛ぶし難しいとは思う。
問題は言いようにその配慮に欠けていることだ。
探している人の気持ちを察してもっと心配したり励ますような言い方をすべきだろう。
たとえジェスチャーでもいい、それがこういう番組を預かる芸能人の商売だ。
通行人の感想と変わらないではないか?
例えば治癒率の低い難病と闘う人を「無理じゃ~ん」って言うだろうか。
何十年と探してる北朝鮮拉致被害者の家族に対して「無理じゃ~ん」って言うだろうか。
そこを言ってしまうような人は人としての基礎教養がない人だと思う。
真鍋氏に同情的な人はやはり同じように多寡が鳥だろ?という人に違いない。
それを言うなら多寡が犬、多寡が猫という人もいる。
それでこういう番組は成り立つのだろうか?
むかない。
降版する方がいいだろう。