昨日は背後に強烈な守護神のいる方の鑑定
そういう方はなんでも思い通り!というのはシロート考えの最たるもの。
思いどおりは思いどおりでも守護神の思い通りに生きねばならない。
守護神とはその人にある使命を果たさせることで自分も修行する存在だ。
もっと上だと指導的存在、導きの神になる。
地域からは出てはならず、結婚も不可、人の期待をかければ裏切られる。
その繰り返しらしいがそうだろうな・・・と思う。
背後には強烈な鋭い目つきの狐の姿を示現した神道系の稲荷神がいるが決して悪神では
ない。
そうした厳しいイベントの多い人生から学びを得て欲しいと願うの守護神だ。
では守護神が離れたら自由に生きられるのか?
それがそうはいかないのだ。
守護神はその人の宿命のタイプを踏襲してやってくる。
基本は同じだが、守護神はそれを前提として働くのであるからより決定的となっていく。
こういう人はもう守護神と生きる以外の選択肢はない。
神と生きると言うとステキだが世俗から見れば一種のきびしい冥府魔道を行く人生となる。
そういうお役なのだ。
逆らえば人生自体が大義を失う。
それでいて最後には人生が「めでたしめでたし」ということなわけでもない
お帰りになった後に「あの者も苦労よのう。人としての安堵はまだまだ先だ。」と霊狐さんがつぶやいた。