こちらは愛宕山下のアユ料理の名店 「平野屋」さん。
和歌山 霊現寺の佐古先生から会食に誘われてました。
そこで出た聖天浴油のお話
※写真は佐古先生と奥様
お弟子の中国人僧侶、楊盛道師と雨宝院の谷田先生も同席されました。
お話は佐古先生はどのような聖天尊を拝まれて今おいでかというお話から・・・
先生は聖天さんは「木天がいいですよ」という。
「木天でなければ」とも言われる。
つまり木材で彫った尊天像のこと。
それで佐古先生は総白檀の赤味を使った尊像を浴油されているとか。
白檀の赤味は最も香油が強い。
これはまた豪勢なものです。
そう言えば生駒宝山寺の尊天様もたしか木天だった。
法友の日光修験の伊矢野師も木天でずっと浴油している。
これは松の芯を使っているとか。
思い出すのは、わが師もまた「本当はオリジナルな木天の方が丁寧で一番よいと思う」という話をされた。
私も還暦で特別な尊天を作りたいと思った時に、選択肢にそういえば当初、木天さんもありました。
※ 嵐山 平野屋さんの絶品 アユ料理の数々。どれも素晴らしい‼
話すほどに佐古先生のお話は奥が深く、散会のころには夜も深く・・・楽しく、おいしく、有意義な機会をお設けていただきました。感謝に堪えません。
私はこののち谷田師のお車で送っていただきました。合掌。