芸能界のご意見番として、報道陣から故・ジャニー喜多川氏の【性加害問題】について「うわさでも聞いたことがあるか?」と聞かれると“ずっと知ってましたから。どっぷりでしたよ。皆さん暗黙の了解で見てみないふりをしていて、井ノ原(快彦)君がおっしゃったことが非常に印象に残りました。言えない空気というか、触れてはいけない、マスコミの方たちもそうだったと、あの時代はみんなそういう気持ちで触れてはいけない、その話を言ってはいけないっていうそういう時代でしたから、もうちょっと早めに事件なり、何かしたら、もっと被害者が出なかったんじゃないかなと思います”と話しました。 さらに「被害者から話を聞いたことはあるか?」との質問には“それはやっぱり聞いても言わなかったです。しっかり口を結んで、お話にならなかったんです。笑ってごまかしてました。だからそういう時代でしたからね”と振り返っていました。
この人が言うのは本当だろう。
広い意味では全員共犯でまあ、「そんなの、いまさら」「しらないほうがおかしい。わかり切っていること」だったんでしょうね。
無論。今回遅まきながらも声をあげた人がいたことは大事なことではあった。
でなければ今後もそういう人は出ただろう。
でも当事者は死んでいるので直接は関係のうすい人までつぎつぎに引き合いに出て、なんか韓国ドラマの時代劇や中国の革命ドラマみたいな九族皆殺し的な感じもしてくる。
このマスコミ主導で死人を罰する「暴棺斬首」の延長のようなことをしてその連鎖が止まらず、矛先を向けるためだけの新たな加害者を無理やりつくらぬことがいいと思うが。
マスコミだって重要な共犯者で卑怯者だと思うけど。
きっと今までだって被害者の声を無視してきたはずだ。
BBCがいわなければ日本のマスコミが大上段にかぶってこのことを裁断できただろうか?
正義の報道みたいな顔は厚かましい。自己批判もすべきだろう。