4人に1人が「葬式をしない」 3人に1人がお墓の形式を「決めていない」
ついに本格的な葬式仏教の幕引きが始まった。
家の観念が消滅すれば家の宗派も消滅する。先祖というものもなおざりとなる。
当然、仏寺はキリスト教教会のようにこれからは個人の信仰に支えられていかねばいけないだろう。
世襲住職もかなり減ると思う。
日本人の心の支柱が大きく倒されてゆく。
昔は祈願寺は葬式寺院に転向したいというところが多かった。
子供が祈願ができると限らないと思っていたからだろう。
今では僧祇が成り立たずに祈願部門を求める僧侶も多くなってきているが、パフォーマンスだけで祈願はなりたたぬ。
これは信仰のないものにはできない芸当だ。