金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

動物は人の代用品?


動物いっぱい飼っていて一人暮らしだというと中に変な気を回して「先生、本当はおさみしいんじゃないですか?」という人が稀にいる。
確かに人間一人きりはさみしいかもしれないが、さりとて人の代わりに動物を飼っているわけではない。そこは違う。
昔、若いころに「もう動物飼うのは卒業してもいいんじゃないですか?私が誰かいい人をお世話しますから。」といった人もいる。

なにいいやがる。
「ありがとさん。余計なお世話だわ。」
その考えの馬鹿さ加減は聞いて呆れる。

こういう人には動物を愛する人のこころはわからないのだろうね。

人には人でなくてはならないものがあるように。動物には動物だからえられるものもある。
人の代用品などと思ったことはない。
第一それは動物に失礼でしょう。むろん人間にも。

私に妻子があってもやはり動物は沢山飼養したと思うし、逆に動物嫌いな人間とは一緒に暮らせないですね。たとえ私が結婚したとしても、動物はキライだから断じて飼うななどというならためらわず即離婚です。
そこを思えば人の代わりに動物・・・ではなく、逆に私は積極的に人は措いて動物と暮らす道を選択したのかもしれないとも言えますね。
そう考えたらやはり変人なんですね。(笑)
私。