金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

生き物にやさしくする徳の培い方

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鈴木さんはAさんが泣きながら電話をしているのを見ていたので、なんとかしてあげたいと思い、猫を飼っている弟に相談した。弟はすでに猫を4匹も飼っていたので、それ以上飼う気はなかったという。 「でも、高校生ではできることが限られていますし、一時的に保護することにしました」 Aさんが発見してから3日ほど経った時、鈴木さん兄弟はAさんの家に行き、子猫たちを引き取った。

 

生き物にやさしくすることは命を大事にすること以外にもその人の徳を大事な行為だ。

逆に虐待するような人には徳があるとは思わないし、従って人間的にも信用しないことにしている。だから能力が優れた人物でも個人的には付き合わない。

当院にはたくさんの生き物がいる。

猫もいる、犬もいる、フクロウもいればフェネックキツネ、ジャコウネコ、フェレット、アヒル、ウサギ、トカゲ、カエルと・・・

鎌倉市唯一の動物展示施設だ。

 

これらの世話も修行の一つだ。気に入らないことで心がふさいでいても、嫌なことが有っても、何があっても動物に当たったり、ぞんざいな扱いは許されない。

それが当院の独特の修行だ。特に宗教者としての仕事をしたい人には必ずしていただいている。

動物嫌いな人はどうする?好きになってもらうか他所の道場に行っていただくほかない。

猫アレルギーや生き物苦手などと言う修行者は当院には縁なき衆生だと思っている。